» 2019 » 6月 » 27のブログ記事

こんにちは。

今日のネタ探しでは、海底ケーブルの恩恵と課題について論じている記事を見かけました。
島国である日本が国際通信を行うには、海底ケーブルを通るか人工衛星を経由するしかなく、日本の場合には99%が海底ケーブルを通過すると言われています。1980年代に同軸ケーブルが光ファイバーケーブルへ変化し、太平洋間通信の遅延が大幅に低減され、通信量も劇的に増大しました。かつては確実に存在した国際電話中の会話ズレは解消され、スカイプの通話アプリケーションでどんな遠隔地とも快適に会話できるようになりました。動画コンテンツの隆盛も海底ケーブルあってこそですし、国際的な金融取引などにも高速・低遅延な通信は必要不可欠です。
しかし、現在の海底ケーブルにも課題はあります。未だ敷設が完了していない領域の国との格差はインターネットの恩恵を受けられないという形で存在しており、ビジネスのみならず教育分野でもデジタル教材へのアクセスがままならない状態です。また、海底無人機の進化と海底資源探査の活発化も、海底ケーブルにとっては悪い影響があります。非公開の探査・採掘により、海底ケーブルが切断されてしまう可能性があるそうです。商業用ケーブルの場所は海図に記載されていますが、軍事用ケーブルの場所は秘匿されており、こちらが切断されることがあれば、作戦活動への影響も懸念されます。

というわけで、今日は海底ケーブル関連銘柄のひとつである、古河電気工業株式会社を紹介したいと思います。
古河電気工業株式会社は、元々は古河グループの光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造を行う非鉄金属メーカーです。現在では、情報通信、エネルギー、電子部品などの多岐に渡る領域で事業展開を行っています。最近では、1990年代後半からのインターネット急速普及、2006年ごろのウェブ2.0に伴う需要拡大に続く、近年のデータ通信量急増を受けての第3次海底ケーブル敷設ブームによって、光ファイバー・ケーブル世界大手の企業として注目されています。

こんにちは。

皆さん、写真ってどんなタイミングで撮影しますか?撮影ツールの進化により、写真へのハードルは下がってきており、スマートフォンの写真フォルダがいっぱいになっている人も中にはいるのではないしょうか?私も実家に帰ると、毎度愛犬の写真をたくさん撮影するため、データ量が嵩みます。そのため、バックアップを取り、手元になくても困らないデータは消すようにしています。膨大な量の写真を持ち歩いていても、なかなか振り返りませんからね…
写真撮影が身近になったことで、手軽さゆえに写真の価値にも変化が生じたように感じています。例えとして、遊園地での有料の写真撮影サービスはどうでしょう?撮影画質が良く、ついでに盛ることもできてしまうスマートフォンを持っているのだからと、お金を払う価値をあまり見出せないという人もいることでしょう。では、これからの時代、撮影サービスが事業内容の軸である写真館は、どのようなサービスを行っていく必要があるのでしょうか?

本日ご紹介します、株式会社スタジオアリスは、今年の6月17日~8月31日の期間限定で、京都駅前店とイオンモール常滑店にて「外国人観光客向け浴衣付き撮影プラン」を実施しています。このプランは、企業内初の試みで、サービス内容は、浴衣の着付けからスタジオ内での撮影、台紙付き写真の作成まで込みとなっています。撮影に用いる背景と写真の台紙は、日本らしさをイメージしたもので、日本に来た記念にぴったりです。また、撮影時に着た浴衣は、レンタルではなく、そのまま着て帰ることができるため、浴衣で観光を楽しむことも可能です。
写真撮影というサービスに限定して考えてしまうと、サービス内容の広がりはあまり期待できませんが、撮影の前後のお客様のニーズについても考えをめぐらせてみると、サービスを利用して撮影する意味を提供することができるのかもしれません。

 

こんにちは。

野球では地元の横浜ベイスターズを応援しています。
本日はベイスターズの親会社である、株式会社ディー・エヌ・エーについてご紹介いたします。

株式会社ディー・エヌ・エーは、携帯電話オークション「モバオク」、アフィリエイトネットワーク「ポケットアフィリエイト」、携帯総合ポータルサイト「モバゲータウン」の運営を行うモバイル事業を主力事業とする企業です。
他にも、オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」の運営するWebコマース事業、決済代行サービス「ペイジェント」、WEB展示会「ネッシー」など数多くの事業を展開しています。

最近では、「Dena × AI」という事業を強化しており、AIを活用した事業を多く行っています。
例えばスポーツでのデータ分析にAIを使用しており、試合結果の詳細データ、トラックマン(高性能弾道測定器)などのセンサーデータ、試合映像データなど近年急激に増えたスポーツデータをAIを使用した分析とデータサイエンティストによる機械学習モデルを構築することでチーム強化に貢献しているそうです。

また、「スマートショッププロジェクト」では店内に設置したカメラ映像を利用して、AI技術の深層学習を用いた人物検出・姿勢推定・人物追跡・人物同定・年齢推定・性別推定技術を駆使し、手に取った商品から顧客の興味を推定し、新たな商品をリアルタイムで推奨するシステムなどを開発しているとのこと。
カメラで撮られているのはちょっと怖いきもしますが、店内に入っただけでほしいものをパッと当てられたら便利な気もします。

こんにちは。

今年の4月に発表になった「新紙幣の顔」シリーズを勝手に始めたいと思います。2024年度の上半期をめどに発行される新紙幣は、1万円札に「渋沢栄一」、5千円札に「津田梅子」、千円札に「北里柴三郎」の肖像画が使われます。また合わせて500円硬貨も新しくなるようで、素材を変え2色構造になるとか。新しいお金を見るのが楽しみです。

今日は、そんな偉人たちの中から、北里柴三郎を取り上げたいと思います。北里柴三郎は、日本の細菌学の父として知られ、ペスト菌の発見、破傷風の治療法を開発するなど、感染症分野に大きく貢献した人物です。また、テルモ株式会社の設立者でもあります。正しくは「きたざと」のようですが、これはドイツに留学した際に「ざ」と発音してもらうために「kitasato」と表記したのが広まったとか。お札になる方ですから、正しく覚えておきたいですね。

そこで本日は、「テルモ株式会社」をご紹介したいと思います。同社は医療器、医薬品、輸血関連の製品を製造・輸入し、全国の病院等への販売を行う医療機器メーカーで、特にカテーテルや人工心肺装置などでは世界で高いシェアを獲得しています。最近のリリースでは、超高濃度栄養食「アップリードmini」の発売が発表されていました。とろみ食感のある飲料で、味はメロン風味ともも風味に2種類。なんと、1mLあたりのカロリーが4kcalにもなるそうで、一度に多くの食事が取れない方や、食事が負担になる方に向けたサポート商品として売り出しているようです。1mLあたり4kcalというと、ペットボトル1本で1日分のカロリーがほぼ接種できてしまうレベルです。すごい。

私は宇宙食やフリーズドライといった食品が好きなので、こういった「超高濃度栄養食」にはロマンを感じずにはいられません。ぜひ購入して、暗い部屋でSF映画などを見ながら、没入感のある栄養食体験を楽しみたいと思います。

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